建売住宅

建売住宅で必要なおすすめオプションはどれか?実用性の高いものを紹介

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建売住宅で必要なおすすめオプション

建売住宅には様々なオプションがあります。

そのため、

 

「最低限のオプションで、価格を抑えたい!」

「たくさんつけて、快適に楽しみたい!」

 

という、どちらの希望も叶えられます。

しかし選ぶオプションは、よく検討しなくてはいけません。

なぜなら建売住宅のオプションの申込みタイミングは、「契約~入居」までの限られた期間だけだからです。

 

「やっぱり必要だった。あのときオプションをつければ・・・。」

「入居したら意外と使わなかった。別にいらなかったかも・・・。」

 

など、入居してから後悔しないように選びたいところ。

 

そこでこの記事では、建売住宅のオプションについて解説させて頂きます。

ぜひ建売住宅に入居した生活をイメージしながら読んでくださいね。

 

建売住宅のオプションの特徴

まず建売住宅のオプションについて、解説させて頂きます。

建売住宅のオプションは、次のような特徴があります。

 

・割高である。

・選べる種類が少ない。

・建売住宅の担当者とワンストップで依頼できる。

・入居までに間に合わせてくれる。

 

建売住宅のオプションは割高です。

ハウスメーカー(不動産会社)のマージンが上乗せされるので、ホームセンターやエクステリア専門店と比較して、2~3割高いこともあります。

その上、選べる種類も少ないですし、選べるメーカーも限られます。

 

しかし建売住宅のオプションは、ハウスメーカー(不動産会社)の担当者とのやり取りで、ワンストップで依頼できます。

ただでさえ忙しい住宅購入。これは相当ありがたいです。

 

またオプションであれば、入居前に工事を済ませてくれます。

入居する日から快適にマイホームが楽しめます。

自分で業者を探す場合、引き渡し前は「ハウスメーカーのモノ」ですので工事ができません。入居してからの工事になります。

場合によっては、「工事の下見」も引き渡し後になってしまうので、工事の実施時期が遅れてしまいます。

 

建売住宅のオプションは割高で選べる種類も少ない。

しかし入居前に揃えて(工事して)くれる。

だからこそ、必要なモノを必要なタイミングで依頼するのが大切です。

 

内装・インテリア

内装・インテリア編

では、さっそく建売住宅のオプションをご紹介させて頂きます。

まずは内装・インテリアからです。

 

網戸

建売住宅の中には、網戸が標準でついてなく、オプション扱いの物件もあります。(とくにパワービルダー系の物件)

網戸がオプション扱いであれば、網戸は必須オプションでしょう。

網戸がなければ、

 

・虫が入ってくる。

・カーテンが外に飛び出てしまう。

 

など、快適とは程遠い生活になってしまいます。

網戸のオプションは1枚単位ではなく、1軒当たりのオプションになっていることが多いです。

 

カーテンレール

カーテンレールとは、カーテンを吊り下げるためのレールです。これがなければ、カーテンが付けられません。

オプションで選べるカーテンレールは、デザインの種類が少ないです。

しかしオプションでつけなければ、引き渡し後の工事になってしまいます。

カーテンレールも、家1軒当たりの依頼になっているハウスメーカーが多いです。

 

フロアコーティング

フロアコーティングとは、フローリングを傷・汚れから守るために特殊コーティングすることです。

人の集まるリビング、汚れがつきやすいキッチンで実施する方が多いです。

フロアコーティングは、「どんな処置をするか?」によって、コーティングの効果・期間が変わります。

また施工する業者の腕前にも効果は左右されるため、オプションではなく、入居してからじっくり選びたいところです。

 

室内干し(吊り下げ式)

吊り下げ式の室内干しは、オプションとして人気が高いです。

注文住宅でも吊り下げ式の室内干しをつける方は多く、非常に実用的な設備です。しかも価格も高くありません。

建売住宅のオプションにラインナップがあれば、ぜひご検討頂きたいオプションです。

 

シャッター(窓)

窓の外側にシャッター(多くは電動式)を取り付けます。

シャッターを取り付ける目的は、

 

・防犯

・災害(台風、火災)

 

などが中心です。

ただし、シャッターといっても種類・グレードはさまざまです。

最近ですと、シャッターを下ろしながら、光・風が取り入れられるタイプもあります。

オプションのラインナップだけでなく、ぜひ幅広く検討してみてください。

 

浴室乾燥・暖房機

浴室乾燥・暖房機は、賃貸アパートでも設置されている物件も多いですよね。

建売住宅でも、オプションとして取り付け可能です。

ただし浴室乾燥機の設置は難しくなく、入居してからでも間に合います。

一度、新居で暮らしてみて必要性を判断してからでも遅くはありません。

 

外構・エクステリア

外構・エクステリア編

建売住宅に限らず、一軒家の外構・エクステリアのオプションは種類が多いです。

しかしオプションの幅が広いため、費用も高くなりがちです。

「どの設備がオプションとして必要か?」をよく考えて依頼するようにしましょう。

 

砂利敷き

最近ではコストを抑えるため、庭がむき出しの土のまま販売されている建売住宅もあります。

庭がむき出しの土のままでは非常に生活しにくいため、早急な改善が必要です。

もっとも手軽な方法として、「砂利敷き」があります。

砂利を敷くことで、庭の水はけ、土埃対策になります。

オプションのメニューに記載されてない場合も、対応してもらえることがあります。

一度ハウスメーカーに確認してみましょう。

 

芝敷き

砂利と同様に、庭に芝を張ることも可能です。

よく手入れされた芝は美しく、一軒家の象徴として憧れる方も多いのではないでしょうか?

費用は砂利敷きより、安くなるケースもあります。

 

ただし芝は小まめな手入れが必要です。

もし小まめに手入れができないと、

 

・雑草が生えてくる。

・芝が枯れる。

・芝が伸び放題で、虫が発生する。

 

など、思い描いていた美しい庭とは、真逆の庭になってしまいます。

 

コンクリート

もっとも手間がかからないグランドカバーは、コンクリートです。

一度施工してしまえば、メンテナンスは不要です。雑草も生えることもなく、キレイな庭が長続きします。

ただしコンクリートのデメリットとしては、

 

・費用が高い。

・一度施工してしまうと、やり直しが難しい。

・日当たりがいい場所は、照り返しがまぶしい。

 

というものがあります。

大掛かりな工事(費用的にも)になりますので、慌ててオプション契約しないよう注意してください。

 

テラス屋根/バルコニー屋根

建売住宅のオプションで人気なのが、テラス屋根(バルコニー屋根)です。

ポリカーボネートの屋根を取り付けることで、雨・日差しをカットし、半室内的な空間がつくれます。

 

・急な雨でも、洗濯物が濡れない。

・雨が降っていても、窓が開けられる。

 

など、実用性の高いオプションです。

テラス屋根の中には、物干しが設置できるタイプもあります。

後述のオプション「物干し金具」とは用途が重複しますので、よく検討してから選んでくださいね。

 

物干し金具

物干し金具とは、外壁に物干し竿を通すための金具を取り付けたものです。

価格も安く、つい選びがちですが、テラス屋根で代用できるかもしれません。

外壁に穴をあけてしまうのも難点です。

 

立水栓

立水栓とは、屋外用の水道を使いやすくした水栓(蛇口)です。

立水栓があれば、外で手を洗ったり、洗車するときに便利です。

しかし立水栓も種類が多いので、オプション以外もぜひ検討しておきましょう。

 

建売のオプションは必要なモノを必要なタイミングで。

建売住宅のオプションの特徴は、

 

・割高で種類が少ない。

・ただし、入居前に揃えることができる。

 

というもの。

ですので、必要な設備をすべてオプションで揃えるのではなく、「必要なモノを必要なタイミング」で揃えるのが大切です。

目安としては、入居してすぐに必要なものはオプションで。

なくても当面は困らないモノであれば、入居してからじっくり選ぶのがおすすめです。

実際に入居したときの生活をイメージしながら、選んでみてくださいね。

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