住宅の補助金

新築一軒家でもらえる補助金・減税まとめ2020年最新!

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新築一軒家でもらえる補助金・減税まとめ2020年最新!

「・・・え?そんな補助金あるなんて知らなかった・・・」

 

家を買ったあとに補助金の存在に気がついても、あとの祭り。

住宅購入の補助金にはマイナーなものもあり、「補助金をもらいそびれた・・・」という結果になりかねません。

 

新築一軒家を購入すると、さまざまな補助金や助成金が受けられます。

この記事では新築一軒家を購入(建てた)ときにもらえる、

 

  • 補助金、助成金
  • 金利優遇

 

をまとめました。

せっかくの補助金、もらい忘れのないよう、チェックしていきましょう。

※以下、住宅購入の中でも「新築一軒家」でもらえる補助金に絞って解説していきます。

 

新築一軒家の購入でもらえる補助金・助成金

条件を満たした新築一軒家を購入(建てる)ことでもらえる補助金。

もらえる金額も数十万円~と大きいので、申請漏れのないよう気をつけてください。

 

すまい給付金:最大50万円

すまい給付金は、消費税の増税による影響を緩和するための補助金です。

条件を満たした住宅を購入することで、最大50万円の補助金がもらえます。

ただしもらえる補助金は、年収が増えるほど少なくなります。

給付基礎額 収入の目安
50万円 450万円以下
40万円 450万円超~525万円以下
30万円 525万円超~600万円以下
20万円 600万円超~675万円以下
10万円 675万円超~775万円以下

 

すまい給付金をもらうための条件は、

 

  • 自分が住むための家であること。
  • 床面面積が50㎡以上であること。

 

などであり、ほかの補助金に比べて条件が緩和されているのが特徴です。

年収775万円以下であれば、該当される方も多いはず。忘れずに申請するようにしましょう。

 

▽すまい給付金については、こちらで詳しく解説しています。

すまい給付金は令和3年まで!受給条件(新築・中古・収入)・給付額を徹底解説!

 

次世代住宅ポイント:最大35万ポイント

次世代住宅ポイントは、対象となる住宅・設備を購入することで、最大35万ポイントがもらえる制度です。

獲得したポイントは、事前に登録されている各種商品と交換できます。

交換できる商品は、家電・インテリア~アウトドアグッズから選べ、どれにするか迷うほど。

 

次世代住宅ポイントでは、購入する住宅の性能によってポイントの上限が変わります。

 

【一定の性能を有する住宅?】最大30万ポイント

次の1~4の「いずれか」に該当する場合、1戸あたり30万ポイント
1・断熱性・エコ性能 断熱等級4、または一次エネルギー等級4を満たす住宅
2・メンテナンス性 劣化対策等級3、かつ維持管理対策等級2等を満たす住宅
3・耐震性 耐震等級2を満たす住宅、または免震建築物
4・バリアフリー対策 高齢者等配慮対策等級3を満たす住宅

 

【高い性能を有する住宅?】最大35万ポイント

次の1~4の「いずれか」に適合する場合、1戸あたり35万ポイント
1・認定長期優良住宅 バリアフリー性、可変性、耐震性、省エネ性など9項目
2・低炭素認定住宅 省エネルギー基準を超える、省エネ性があること
3・性能向上計画認定住宅 外皮の断熱性能、一次エネルギー消費量基準をクリアすること
4・ZEH 太陽光を設置し、断熱性・気密性の基準をクリアすること

 

▽次世代住宅ポイントの詳しい概要はこちら!

次世代住宅ポイントとは?受給条件・対象期間の要点を解説!

 

▽次世代住宅ポイントの賢い活用方法はこちら!

次世代住宅ポイントは何に使える?どんな商品がもらえる?賢い使い道をご提案!

 

ZEH補助金:70万円~

ZEHとは、「ゼロ・エネルギー・ハウス」のこと。

断熱性・省エネ性を高め、太陽光でエネルギーを創出することで、エネルギーの消費を実質ゼロにした住宅です。

ZEH補助金では建てる家の性能によって、もらえる補助金が変わります。

 

・ZEH:70万円 / 1戸

・ZEH+:115万円/1戸(ZEHよりも高い断熱性・HEMSの追加など)

・ZEH+R:125万円+~最大60万円/1戸(停電などの災害リスクへの対応)

 

注意すべきなのが、ZEH補助金を受けるには、事前登録された「ZEHビルダー」で家を建てる必要があること。

ただし現在では多くのハウスメーカーが、ZEHに対応した住宅を建てています。

 

▽ZEH対応のおすすめハウスメーカーはこちら!

ZEH対応ハウスメーカーはどこがおすすめ?6社の特徴を比較分析!

 

▽ZEH補助金の詳しい受給条件についてはこちら!

ZEH補助金とは?受給条件・給付額・申請期限を解説!

 

住宅の補助金

地域グリーン化事業:最大170万円

地域グリーン化事業は、

 

  • 木造住宅
  • グループが定める指定した地域の木材を使用している。

 

という住宅に支給される補助金です。

購入する住宅の性能によって、補助金の上限が変わります。

 

  • 長期優良住宅、認定低炭素住宅:最大100万円
  • ゼロエネルギー住宅:最大160万円

 

ZEHと同様に認定されたビルダーで建てることも同じですが、指定された地域の木材を使用する点が異なります。

 

地方独自に行っている補助金・助成金

地方自治体によって、独自に行われている補助金・助成金も多いです。

 

例)東京都墨田区

内容:親世代と同居、もしくは近居する場合、住宅費の一部(50万円)を助成。

【墨田区三世代同居・近居住宅取得支援制度】新たに親世帯と同居又は近居(親世帯の住宅から1km以内)するために住宅を取得する子育て世帯(義務教育修了前の子どもがいる世帯)に対して、住宅建設費の一部(50万円)を助成する。

引用:goo不動産

 

・栃木県宇都宮市

内容:中心市街地への住宅促進制度 最大30万円

【中心市街地における住宅取得補助制度】中心市街地に住宅を取得し新たに転居する世帯に対し、住宅取得のための借入額の1.5%(上限30万円)を補助。取得に関して、返済期間が10年以上の住宅ローンを借り入れしていること。世帯の所得合計額が780万円以下であること。住宅の居住部分が25平方m以上で不動産登記がなされていること。自治会に加入していること。市税の滞納がないこと。市内に他の居住用建物を所有していないこと。

引用:goo不動産

 

・山形県米沢市

内容:地域産の木材使用の補助金 最大20万円

米沢産又は山形県産材を30万円以上使用する建物であり、かつ、材積の70%以上は米沢産を使用する。助成金額は木材費の1/2の額で上限は20万円。

引用:goo不動産

 

各地域独自の補助金は情報は公式HPに掲載される程度で、見逃しがちです。

知らないだけで支給条件に該当している場合も多く、住宅購入する際はお住まいの自治体のHPを確認してみましょう。

 

▽各地域の補助金・助成金は、こちらの「goo不動産」の各市町村ページに記載があります。

各市町村の独自の補助金を確認してみる。

 

住宅ローンの金利引き下げ

条件を満たすことで住宅ローンの金利が引き下げられる場合もあります。

長期的にみると、補助金とそん色ない金額となります。

 

フラット35子育て支援型:5年間金利0.25%引下げ

フラット35を利用される方で、

 

  • 若年子育て世代である。もしくは3世代同居、近居である。
  • 指定された地域で住宅を購入する。

 

この条件を満たすと、5年間金利が0.25%引き下げられる優遇が受けられます。(1.27%→1.02%)

仮に住宅ローンを3,000万円借りる場合、金利引き下げにより総支払額は38万円お得になります。

さらにフラット35Sの金利引き下げを併用すると、5年間金利は0.5%の引き下げ。(1.27%→0.77%)

完済まで金利の変わらない安心感に加え、変動金利なみのお得な金利が利用できます。

 

▽フラット35子育て支援型については、こちらで詳しく解説しています。

申請は何歳までOK?フラット35子育て支援型の適用条件を解説!

 

まとめ:お得な補助金を忘れずに!

住宅購入に関する補助金は多く、該当している場合はもれなく利用したいところです。

 

【新築一軒家の購入で利用できる補助金まとめ】

  • すまい給付金:最大50万円
  • 次世代住宅ポイント:最大35万ポイント
  • ZEH補助金:70万円~
  • 地域グリーン化事業:最大170万円
  • 地方独自の補助金
  • フラット35子育て支援型:5年間金利を0.25%引下げ

 

とくに地方自治体ごとに実施している補助金は、情報が限られていることもあるので、事前にチェックするようにしてくださいね。

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