見積り

注文住宅・リノベーションの見積り書作成にかかる日数

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
注文住宅・リノベーションの見積り書作成にかかる日数

建てたい家のイメージを考えてハウスメーカーや工務店に建築費の見積り金額を提示してもらう段階で、見積りを作成して提出してもらうまでにかかる日数がどれくらいかかるものか気になることもあるでしょう。また、ハウスメーカーや工務店から思っていた以上に長い期間を提示されて驚く人もいるでしょう。

見積り書の作成は意外と時間がかかる作業なのですが、その作業内容や所要日数について解説します。これを知っておくことで、ハウスメーカー等の忙しさを判断するときの参考になることもあるでしょう。

1.注文住宅やリノベーションの見積り作業

最初に説明するのは、新築住宅の注文建築やリノベーション工事の見積りを計算するために、ハウスメーカーや工務店の担当者が行う作業の説明です。見積りを作成する際、単純に施主の住まいへの要望を聞くだけで見積りを出せるわけではないことを理解しておきましょう

1-1.現地調査・役所調査

更地に住宅を新築する場合でも既存住宅をリノベーションする場合でも、施主が希望することが何でもできるわけではありません。建築基準法などの規制内容と土地等の条件によって、できることとできないことがあります。これを確認するために現地へ伺って様々な条件をチェックする必要があります。

また、規制内容を確認するためには役所を訪問して調べることもあります。そして、リノベーションするのであれば、既存住宅の図面を確認する必要もあるのです。

この現地調査・役所調査・図面の確認は、早くて1~2日です。

1-2.施主からのヒアリング

どのような住宅を建てたいか、住まいへの想いがどのようなものなのか、希望の間取りといったことを施主(つまりあなた自身)からヒアリングします。既に何度か打合せしているならば、ヒアリングが済んでいるかもしれませんが、見積りを作成する段階で追加質問が出てくることもあります。

1-3.ラフプランの検討・作成

施主は、見積り書を見ただけで出来上がる建物をイメージすることはできませんね。見積り段階で詳細な図面まで設計することはないですが、ある程度のイメージができるようにラフプランを作成するものです。最初の見積りのときはたたき台のようなものです。

ラフプランの提示方法は会社によって異なりますが、平面図・立面図・展開図などを作ることもあれば、パース(簡易な模型)を作成することもあります。

見積り作業のなかでは、このラフプランの作成が最も時間のかかる作業です。

1-4.積算

積算とは、材料費や人工代、管理費などの数値を積み上げていく作業です。これによって、見積り書が出来上がるわけですね。工事規模や内容によって所要期間は大きく異なりますし、社内決済の体制によっても異なりますね。

2.見積り書の作成にかかる日数

それでは、実際に注文住宅やリノベーション工事の見積り書作成にはどれくらいの日数が必要なのでしょうか。

工事規模・内容によっては、5日程度で見積り書が作成されることもありますが、10日以上かかることも多く、最近は2週間以上かかることもあります。

施主の要望が具体的で、詳細な見積りを提示するためには、確認する事項も多くなることから日数がかかってしまうものです。最初にたたき台として提示される見積り書であれば、それほど日数がかからないことも多いです。もちろん、ハウスメーカーや工務店に見積りを依頼するタイミングで所要日数を確認することを忘れないようにしましょう。

そして、見積り書を作成して提示する作業は、意外と大変で時間のかかることだということを理解しておきましょう。発注する予定が全くないにもかかわらず気軽に見積りを依頼することは避けて、検討している会社にのみ依頼するよう心がけましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

注文住宅(家づくり)の見積りチェック・相談

工事見積りで損しないために!
・見積書の怪しいところがわかる
・工事費で大損していないかわかる
・工事費が高すぎないかわかる
・安心して契約できるかわかる

注文住宅(家づくり)の見積りチェック・相談

ハウスメーカーから無料で間取りプランや土地の提案を受けたい方へ