工務店選び

初めてハウスメーカーで家を建てるときの注意点・選び方 4つのポイント!

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ハウスメーカー選びの注意点・選び方

どうもこんにちは、ザク男爵でございます。

 

ハウスメーカーを選ぶのは、とても難しいことです。

なぜならどのハウスメーカーも魅力的に見えるので、はっきり申し上げて、決めきれないのですよ。

 

・使ってる素材が素敵。

・デザインがオシャレすぎる。

・断熱性能が素晴らしい。

・ローコストハウスメーカーも捨てがたい。

 

どのハウスメーカーもお客さんに選んでもらおうと必死なので、どこからどう見ても魅力的に見えてしまいます。

ですが現実にはそのうちから1社、選ばないといけません。そしてこれが実に難しい。

 

では、はじめてハウスメーカーで家を建てるとき、どんな基準でハウスメーカーを選べばいいのでしょうか?

またハウスメーカーを選ぶときは、どんなことに注意したらいいのでしょうか?

この記事では、

 

・ハウスメーカーの選び方

・ハウスメーカーを選ぶ注意

 

について解説させて頂きます。

あなたにぴったりのハウスメーカーを選ぶ基準が分かりますよ。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

ハウスメーカーとは?

「ハウスメーカーとは?」

 

いきなり哲学的なタイトルで申し訳ございません。

ですがあなたは、ハウスメーカーがなんたるかをご存知でしょうか?

またハウスメーカーと似た存在の「工務店」との違いを知っていますか?

 

ハウスメーカーを選ぶ前に、まずはハウスメーカーの特徴を知る必要があります。

ハウスメーカーとは?

 

全国規模、もしくは一定の広い規模で注文住宅を建てている。

ハウスメーカーも工務店も、同じ注文住宅を建てる会社です。

しかし対応しているエリアの広さが違います。

 

・ハウスメーカー:全国規模、もしくは広範囲(地方、複数県など)で注文住宅を建てている。

・工務店:地元密着で注文住宅を建てている。

 

大手ハウスメーカー(三井ホーム、住友林業、パナホームなど)は全国規模で注文住宅を建てています。テレビCMも流しているので、すっかりおなじみですよね。

一方で工務店は、地元密着で注文住宅を建てています。そのため工務店の知名度は、ハウスメーカーほど高くありません。

※ハウスメーカーの定義は確定しておらず、規模の大小によらず、地域密着の小企業でも設計・建設・営業を自社単独で行う業態のことをそう呼ぶことも多い。

 

地元密着の工務店より価格は高い。

ハウスメーカーで家を建てる場合、工務店より2~3割高くなることが多いです。

同じ間取り・グレードの注文住宅でも、工務店より割高になります。

ハウスメーカーの価格が工務店より高くなってしまうのは、

 

・モデルルーム費用、広告宣伝費用が上乗せされる。

・アフターサービスが充実している。

・人件費、自社施設費用(研究開発施設、コールセンターなど)が上乗せされる。

 

などの理由があるからです。

ハウスメーカーは工務店より高コスト体質になので、同じ間取り・グレードでも工務店より2~3割、価格がどうしても高くなってしまうのです。

 

とは言え、ハウスメーカーもピンキリです。

高級素材を売りにするハウスメーカーもありますが、徹底したローコストを売りにしたハウスメーカーもございます。

ローコストハウスメーカーなら、むしろ工務店より安く建てられることもありますよ。

 

品質が均質である。

ハウスメーカーは、「品質が均質である」という特徴があります。

多くのハウスメーカーでは、それぞれ独自工法が採用され、工場でプレカットされた木材や指定された設備で建てられます。

また施工方法もマニュアル化されており、作業者による品質のバラつきが最小限になっています。但し、現場で行う作業も少なくないため、施工不良が生じている現場もあります。

 

会社規模が大きいので、倒産リスクが低い。

ハウスメーカーを語る上で外せないのが、会社規模です。

ハウスメーカーは会社規模が大きいので、倒産リスクが低くなります。

またトヨタホームなど、バックに世界的大企業が控えているハウスメーカーもあります。

 

もちろん、「大手だから倒産しない!」という保証はありませんが、地元に密着している工務店の会社規模を考えると、ハウスメーカーの安心感はかなり高いです。

資金力に不安がある工務店では、建築途中に倒産する悲惨なケースもあります。

 

ハウスメーカー選びの注意点 4つのポイント

ハウスメーカーを選ぶときに大切なのは、イメージに流されないことです。

大手ハウスメーカーでは、毎日のようにテレビCMをバシバシ流しているので、

 

・大手だから、安心だろう。

・大手だから、素敵なマイホームが手に入るだろう。

・素敵な暮らしとは、こうやって実現するのだな。

 

と、知らず知らずのうちに、「大手=安心」というイメージを刷り込まれてしまいます。

ですがイメージ先行でハウスメーカーを選んでしまうと、後悔する選択に繋がってしまうので、次のポイントに注意することが大切です。

ハウスメーカー選びの4つのポイント

 

1・モデルハウスのイメージだけで決めない。

ハウスメーカーを選ぶときに大切なのは、モデルハウスのイメージだけで決めないことです。

なぜならモデルハウスはあくまでも「モデル」であり、あなたの手元に届く家とは違うからです。

モデルハウスでは、

 

・通常の住宅の1.5倍の広さ

・オプションがふんだんに使われている。

・インテリアコーディネーターが選んだ家具が配置されている。

・生活感(コード、収納など)が排除されている。

 

などなど、実際に住む家とは大きく仕様が異なります。

どのハウスメーカーもモデルハウスに力を入れているのは当然ですので、モデルハウスのイメージはよくなるに決まってます。

そのためモデルハウスのイメージでハウスメーカーを選ぶことは、

 

「作られたイメージだけで判断している」

 

ということになり、大変危険です。

 

2・営業マンの対応の良しあしだけで決めない。

ハウスメーカーを選ぶとき、営業マンの対応の良しあしだけで決めるのは危険です。

なぜなら営業マンの「いい対応」だけでは、「いい家」はできないからです。

 

・契約前は親切だったのに、契約したら営業マンの対応が豹変した。

・営業マンは素晴らしいのに、ハウスメーカーがそもそもダメ。

・営業マンは神対応なのに、施行レベルが残念すぎる。営業マンに同情さえ覚える。

 

もちろん、ハウスメーカーを選ぶときに、「どんな営業マンが担当になるか?」は、とても大切なことです。

営業マンは契約後もあなたとの窓口となり、マイホームが完成するまでずっと対応してくれます。

そのため、「いい家を建てるには、いい営業マンが必要」と言われるのですね。

 

しかしそもそも論で恐縮ですが、いくら営業マンがよくても、ハウスメーカーがダメならダメなのですよ。

いくら営業マンが神対応しても、理想の家は建ちません。

ですので、営業マンの対応を感情的に判断するのではなく、ハウスメーカーの施行実績など、客観的に判断することが大切です。

 

3・契約後の予算アップに注意

またハウスメーカーを選ぶとき、契約後の予算アップにご注意くださいませ。

ハウスメーカーとは、詳細の見積りが出る前に契約を結ぶケースがあり、契約してから予算が上がってしまうことがあります。

ハウスメーカーと契約してから打合せをするたびに、

 

・追加工事が発生した。

・仕様変更を伝えたら、見積り金額が増えた。

・グレードを上げたら、驚くほど高くなった。

 

などなど、あれよあれよと見積り金額が増えてしまうのです。

契約後の予算アップを防ぐためには、

 

・契約してから追加工事が発生しないように、家作りの希望をよく整理しておく。

・契約する前に、納得するまで見積書の内容を確認する。

 

などの対策が必要です。

 

ですので、ハウスメーカーを選ぶときは、目先の金額だけで判断してはいけません。

詳細まで決まった見積書でなくては意味はなく、契約してから予算が上がることは多々あります。

契約してから「こんなはずではなかったのに・・・」と後悔しないよう、契約前にしっかり打合せしましょう。

 

4・「大手だから安心!」と思わない。

ハウスメーカーを選ぶとき、安心感を大切にする方は多いです。

とくに「大手だから安心!」とおっしゃる方も多いですが、これは少々危険です。

なぜなら大手ハウスメーカーでも、実際に家を建てるのはハウスメーカーではないからです。

ハウスメーカーは家を建てる作業を外注しており、ハウスメーカーの仕事を引き受けるのが、地元工務店なんですよね。

 

ハウスメーカーの仕事はあくまでも施工管理であり、実際に家を建てるのはハウスメーカーと契約している工務店です。

ですので「大手だから安心!」とは言っても、現実には工務店が家を建てているので、その意味では「大手だから」はまったく関係ありません。

 

もちろん、大手ハウスメーカーならではのメリットもあります。

 

・施工管理してくれる安心感。

・ハウスメーカー独自工法。

・間取り、デザイン、最新設備を提案してくれる力。

・大手ならではの豊富な資金力。

 

しかしメリットがあることと、「大手だから安心!」と過信することは別でございます。

大手とは言っても、実際に作業するのは工務店です。

大手のイメージ戦略にハマらないよう、客観的な視点でハウスメーカーを選ぶのがポイントです。

 

まとめ:ハウスメーカーを選ぶのは難しい。

ハウスメーカーを選ぶのは、大変なことです。

どのハウスメーカーも選んでもらうことに必死ですので、選ぶこちらも大変なのですよ。

しかしイメージだけでハウスメーカーを選んでしまうと、のちのち後悔する家作りとなってしまいます。

ですのでハウスメーカーを選ぶときは、次のことに注意してみてくださいませ。

 

1・モデルハウスのイメージだけで決めない。

2・営業マンの対応の良しあしだけで決めない。

3・契約後の予算アップに注意する。

4・「大手だから安心!」と思わない。

 

自分にぴったりのハウスメーカーを選ぶためには、しっかりと事前準備をして、納得いくまで打合せを重ねるしかありません。

手間暇かかる作業ですが、これも家作りの楽しみの1つでございます。

ぜひ楽しんで家作りをすすめていきましょう。

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